エーリッヒ・フロムの名言集:39の言葉で人間性と自由について探る

16.

愛は、愛する人の成長と幸福を積極的に求めることである。

– エーリッヒ・フロム -936

17.

勇気とは、あえて危険をおかす能力であり、苦痛や失望をも受け入れる覚悟である。

– エーリッヒ・フロム -905

18.

何かをもらうために与えるのではありません。与える事自体がこの世で一番の喜びなのです。

– エーリッヒ・フロム -929

19.

人間が自分で意味を与えないかぎり、人生には意味がない。

– エーリッヒ・フロム -914

20.

愛するということは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである。愛とは信念の行為であり、わずかな信念しかもっていない人は、わずかしか愛することができない。

– エーリッヒ・フロム -939

21.

過去の危険は人間が奴隷になることだった。未来の危険は人間がロボットになるかもしれないことだ。

– エーリッヒ・フロム -928

22.

現代では、集中力を身につけることは規律よりもはるかにむずかしい。

– エーリッヒ・フロム -925

23.

人生にはただ一つの意味しかない。それは生きるという行為そのものである。

– エーリッヒ・フロム -912

24.

愛は「自由の子」なのであり、決して「支配の子」ではない。

– エーリッヒ・フロム -933

25.

創造力を得るには、確かなことを手放す勇気が必要である。

– エーリッヒ・フロム -911

26.

権力欲は強さでなく弱さに根ざしている。

– エーリッヒ・フロム -926

27.

一人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件なのだ。

– エーリッヒ・フロム -931

28.

誰かを愛するというのはたんなる激しい感情ではない。それは決意であり、決断であり、約束である。もし愛が単なる感情にすぎないとしたら、「あなたを永遠に愛します」という約束はなんの根拠もないことになる。

– エーリッヒ・フロム -909

29.

人は愛する者のために働く生き物なのです。

– エーリッヒ・フロム -916

30.

たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ。

– エーリッヒ・フロム -941