武者小路実篤はどんな人物?
人物名 | 武者小路実篤(むしゃのこうじ さねあつ) |
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英語名 | - |
生年月日 | 1885年5月12日 |
没年月日 | 1976年4月9日 |
享年 | 90歳 |
国籍 | 日本 |
職業 | 小説家・詩人・劇作家・画家 |
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- 日本の小説家、詩人、劇作家、画家であり、貴族院勅選議員。
貴族の出自でありながら、人道主義文学を追求しました。
彼の作品は天衣無縫の文体であり、人間の善と理想的な社会の実現をテーマにしていました。1907年に文学雑誌『白樺』の創刊に参加し、白樺派の一員として活動しました。
夏目漱石を尊敬し、漱石からの影響も受けながら独自の文学を追求しました。
実篤は人間の心理や倫理に深く関心を寄せ、文学を通じて社会的な問題や人間関係の複雑さを描きました。また、実篤は理想的な社会の実現を目指して行動しました。
「新しき村」という村落共同体を建設し、農作業と文筆活動を両立させながら、社会の調和と階級闘争のない世界を実現しようとしました。また、戦争に対する考え方に変化を経験しました。
初めは戦争に反対する立場を取りながらも、1936年のヨーロッパ旅行中に黄色人種としての屈辱を経験し、戦争支持者に転向しました。
日本文学報国会の劇文学部会長として戦争に協力しましたが、戦後は公職追放されることとなりました。晩年まで文学活動を続け、野菜の絵に文を添えるなど多様な創作活動を行いました。
彼は日本文化への貢献が認められ、文化勲章も受章しました。
武者小路実篤の名言一覧
1.
さあ、俺も立ち上がるかなまあ、もう少し坐つてゐよう
– 武者小路実篤 -8959
2.
恋はあつかましくなければ出来ないものだよ。本当の恋はあつかましいものには出来ない。
– 武者小路実篤 -8903
3.
どこまでも勝ちぬき、どこまでも生きぬくためには、勇敢であることが必要なのだ。そして勇敢の第一の条件は生命を捨てるのを恐れずに戦うということだ。それも弱者のため、自分の保護を要求する人のために身を犠牲として戦う。これが勇敢なものの特質である。
– 武者小路実篤 -8957
4.
人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。
– 武者小路実篤 -8918
5.
無理してよろこぶな。理屈でよろこぶな。自然によろこべる時によろこべ。
– 武者小路実篤 -8904
6.
僕はいい画や字を見ると、自分より優れた人間がこの地上に生きていたことをはっきり知って、ありがたくなり、自分も負けていてはすまないと思う。
– 武者小路実篤 -8907
7.
まかぬ種子は生えぬと言うが、我等は不幸の種子をまかず、幸福の種子をまくように注意すべきである。
– 武者小路実篤 -8954
8.
結婚は早すぎてもいけない、おそすぎてもいけない、無理が一番いけない、自然がいい。
– 武者小路実篤 -8942
9.
心配しても始まらないことは心配しない方が利口だ。心配すべきことを心配しないのはよくないが、それも大胆に、いじけずに心配すべきだ。
– 武者小路実篤 -8921
10.
僕が信用する人はどんな時でも、本音のあり場所を示す人だ。本当のことがわからない時は、わからないとはっきり言える人だ。
– 武者小路実篤 -8908
11.
何にも特色がなくとも正直に働く人は、それは新しい世界の基礎になる。
– 武者小路実篤 -8946
12.
もう一歩。いかなる時も自分は思う。もう一歩。今が一番大事なときだ。もう一歩。
– 武者小路実篤 -8952
13.
自己を責めることを知っているものは善人で、他人ばかりを責めるものが悪人だ。
– 武者小路実篤 -8932
14.
自分を信じて行かなければいけない。教わるものは遠慮なく教わるがいいが、自分の頭と眼だけは自分のものにしておかなければいけない。
– 武者小路実篤 -8926
15.
君は君 我は我也 されど仲よき
– 武者小路実篤 -8944
16.
自分で自分を支配することが出来ない人は、不幸になりやすい。
– 武者小路実篤 -8928
17.
雨が降った。それもいいだろう。本が読める。
– 武者小路実篤 -8947
18.
自分の力に合うことだけしろ、その他の事は、おのずと道が開けてくるまで待て。
– 武者小路実篤 -8927
19.
趣味ということは馬鹿に出来ない。人間の上等下等は趣味で大概きまる。
– 武者小路実篤 -8925
20.
何のためにあなたたちは、生きているのですか。国のためですか。家のためですか。親のためですか。夫のためですか。子のためですか。自己のためですか。愛するもののためですか。愛するものを持っておいでですか。
– 武者小路実篤 -8945
21.
人間が死ぬ時の言葉は美しいと言われているのも、人間は死ぬ時は、自分のことを考えず、あとのことを考えるからである。
– 武者小路実篤 -8920
22.
才能で負けるのはまだ言い訳が立つ、しかし誠実さや、勉強、熱心、精神力で負けるのは人間として恥のように思う。他では負けても、せめて誠実さと、精神力では負けたくないと思う。
– 武者小路実篤 -8935
23.
今の人は、幸福と快楽の区別を知らない。快楽を得ることを、幸福だと思っている。
– 武者小路実篤 -8937
24.
ものになるならないは、実に一寸した処で決まるのだ。昨日までものにならなかった人が、今日ちゃんとものになっていた。そう言う事実を自分は何度か見た。
– 武者小路実篤 -8951
25.
笑はれるのを恐れるよりは、心にないことを云ふのを恐れなければいけない。
– 武者小路実篤 -8924
26.
他人がどうであろうと自分さえ、ちゃんとしていればいい。するだけのことをすればいい。
– 武者小路実篤 -8914
27.
あるがままにて、満足するもの万歳。
– 武者小路実篤 -8963
28.
よき友を持つものは、自分の方でもよき友に、なれるものでなければならない。自分だけが得することは、不可能である。
– 武者小路実篤 -8950
29.
この世の中には色々の不幸がある。しかしその不幸からよきものを生み出そうとし、また生み出し得るものは賢い人である。
– 武者小路実篤 -8961
30.
結婚するものも仕合わせだし、しないものも仕合わせだ。どっちにも人間としての喜びがある。
– 武者小路実篤 -8943
31.
私は一個の人間でありたい誰にも利用されない誰にも頭を下げない一個の人間でありたい他人を利用したり他人をいびつにしたりしないそのかはり自分もいびつにされない一個の人間でありたい
– 武者小路実篤 -8933
32.
生まれた者はやがて死ぬ者なり我も亦やがて死なんだが生きている間は生きる也我らしく生きる也何者にも頭を下げずいぢけずに生きんと思う
– 武者小路実篤 -8916
33.
幸福は分に応じて、心がけよくして生きてゆけば誰でもなれるはずである。
– 武者小路実篤 -8941
34.
自然、必然、当然。三つのものの、合一する道を歩く確かさ。
– 武者小路実篤 -8931
35.
他人に要求することを先ず自分に要求せよ。
– 武者小路実篤 -8913
36.
尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。
– 武者小路実篤 -8915
37.
自分でも何かのお役に立つのだ。このことは喜びである。この喜びは自分の一生が、無意味でないことを示している。このことを幸福に感じるのである。
– 武者小路実篤 -8930
38.
幸福をつかむことを恐れるな。
– 武者小路実篤 -8939
39.
本当にころがつた者は起き上がる時は何か得をしてゐる。
– 武者小路実篤 -8905
40.
死の恐怖を味わうことは、その人がまだ生きてしなければならない仕事をしていないからだ。
– 武者小路実篤 -8934
41.
誰もが見て、これでこそ人間だと思う一個の人間、自分はそういう人間を実に愛する。
– 武者小路実篤 -8912
42.
幸福は与えられるより、努力で獲得する方が多い。
– 武者小路実篤 -8940
43.
色と言うものはお互いに助けあって美しくなるものだよ。人間と同じことだよ。どっちの色を殺しても駄
– 武者小路実篤 -8923
44.
この道より我を生かす道はなし、この道を行く。
– 武者小路実篤 -8960
45.
ふまれてもふまれても我はおきあがるなり青空を見て微笑むなり星は我に光をあたえ給うなり
– 武者小路実篤 -8956
46.
僕は運命を信じないのです。ただ実力を磨くことだけを信用しているのですよ。
– 武者小路実篤 -8906
47.
桃栗三年柿八年だるまは九年俺は一生
– 武者小路実篤 -8911
48.
最も進んだ技巧は技巧を忘れさす。
– 武者小路実篤 -8936
49.
みな身から出たさびだ。さびを出すのが嫌だったら自分を純金にするか、絶えず自分を磨いていなければいけない。自分では何もせずに、さびが出るのに不平を起こすのは己を知らない者だ。
– 武者小路実篤 -8953
50.
この世に生きる喜びの一つは、人間の純粋な心にふれることである。
– 武者小路実篤 -8962
51.
心の美しい者は、皆に愛されるのは事実である。そして恐らく運命にも愛されるであろう。
– 武者小路実篤 -8922
52.
一から一をひけば零である。人生から愛をひけば何が残る。土地から水分をとれば沙漠になるようなものだ。
– 武者小路実篤 -8948
53.
幸福を感じるのには童心とか、無心とか、素直さとか言うものが必要である。
– 武者小路実篤 -8938
54.
まあいゝ俺の一生を何かの役にたてて見せるころぶ時があつても
– 武者小路実篤 -8955
55.
すぐれた人間は、いざという時が来ないでも、いつも全力を出して仕事をしている。
– 武者小路実篤 -8958
56.
働くことは讃美されるべきことである。
– 武者小路実篤 -8910
57.
自分で幸福を感じている人は、それだけで満足し感謝するが、自分が幸福を感じないものは、他人に尊敬されたかったり、他人に報酬を求めたりする傾向になりやすい。
– 武者小路実篤 -8929
58.
不幸からよきものを生み出そうとし、又生み出しえる者は賢い人である。与えられたる運命をもっともよく生かすということは、人間にとって大事である。
– 武者小路実篤 -8909
59.
人生と言うものは、思わぬ時に道がひらけたり、閉じたりするものだ。
– 武者小路実篤 -8919
60.
愛なくて人は生きねばならなかったら、人生は遂に地獄のなかの地獄である。
– 武者小路実篤 -8949
61.
人生は楽ではない。そこが面白い。
– 武者小路実篤 -8917