中村天風の72の名言・格言集から学ぶポジティブ思考

中村天風はどんな人物?

人物名 中村天風(なかむら てんぷう)
英語名
生年月日 1876年7月30日
没年月日 1968年12月1日
享年 92歳
国籍 日本
職業 自己啓発講演家、思想家、ヨーガ行者。実業家、大日本帝国陸軍諜報員
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日本の自己啓発講演家、思想家、ヨーガ行者であり、日本において大きな影響力を持つ。

彼は実業家、大日本帝国陸軍諜報員、玄洋社社員など多岐にわたる経歴を持ちながら、自身の経験と悟りを伝えるために講演活動を行いました。

学生時代には剣術を学び、活躍していました。
しかし、修猷館中学時代に喧嘩で相手を刺殺してしまい退学となります。

その後、玄洋社の頭山満の指導のもとで活動し、帝国陸軍の軍事探偵(諜報員)として活躍しました。
日露戦争時には様々な困難を乗り越えながら任務を遂行し、「人斬り天風」として知られるようになりました。

戦後、結核にかかり健康を回復させるために渡米し、世界各地を旅しながら様々な著名人と交流しました。
その中でニューソート作家の著作に感銘を受け、自己啓発と精神的な成長を追求するようになりました。

特にインドでのヨーガ修行を経て健康を取り戻し、さらに悟りを得たとされています。

帰国後は一時的に実業界で成功を収めましたが、自身の経験と悟りを広めるために講演活動を開始しました。

彼の教えは多くの人々に影響を与え、松下幸之助など日本を代表する実業家たちも彼の教えを学んだ一人です。

彼の教えは心と身体の統一を通じて幸福な人生を追求するものであり、政財界の実力者たちを含む多くの人々が彼の教えに共鳴し、彼の下に集まりました。

現在は公益財団法人天風会(中村天風の教育文化センター)が中村天風の遺志を継承し、彼の教えを広めています。
天風会では、講演会やセミナー、研修プログラムを通じて、人々に自己啓発や心の成長のための方法を提供しています。

中村天風の教えは、心身の健康を重視し、ポジティブな思考や意識の変革を通じて人生の目標達成や幸福を追求することを目指しています。

彼は自己啓発の重要性を強調し、自己の可能性を信じ、努力と意志力を持って目標に向かって努力することを教えました。

また、他者との共感や協力、思いやりを大切にすることで、人々はより豊かな人間関係を築き、社会全体の発展に貢献できると説きました。

中村天風の教えは、実践的でありながらも人間の内面に向き合い、真の幸福を追求することを提案しています。

彼の教えは、個人の成長だけでなく、社会の発展や平和にも寄与するものとされています。

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中村天風の名言一覧

1.

明日に死を迎えるとしても、今日から幸福になって遅くないのです。

– 中村天風 -8531

2.

私が事業家にいいたいのは、ここだ。宇宙の心理に背いた、自分本位の欲望でもってしようとしたことは、そう滅多に成功するものではない。事業に成功するのは、自分が欲望から離れて何かを考えたときに、また、その考えたことを実行するときに成功するのだ。同じ事業家でも、欲の固まりでやる者と、「この仕事で、世の中の人のために、本当に役立つものを提供しよう」という気持ちでやるのでは、その結果が全然違うのである。

– 中村天風 -8567

3.

怒る者よりも怒られる者のほうが気は楽だって。反対に言えば、怒られる者よりも、怒る者のほうが苦しいんですよ。

– 中村天風 -8536

4.

欲しいっていうものが自分のものにならなかったら、現在自分が持っているものを嬉しい、と思うように考え方を変えればいいんです。

– 中村天風 -8529

5.

お前の頭の中に、何が描かれているか当ててみようか?それはお前が失敗して、しょんぼりしている哀れな姿だろう。そんな絵は消してしまいな!おまえが、堂々と相手を説得して「大成功」というシーンを描くのだよ、そうすれば仕事もきっとうまくいく。

– 中村天風 -8593

6.

力を入れることに重点を置かずに、力を働かすことに重点を置く。

– 中村天風 -8525

7.

憎い人があろうはずがない。あなた方が何か憎らしいことを考えているだけだ。

– 中村天風 -8541

8.

どんな場合にも「こまった」「弱った」「情けない」「腹がたつ」「助けてくれ」なんていう消極的な言葉を、絶対に口にしないことです。

– 中村天風 -8589

9.

人としてこの世に生まれて一番大切なことは、人に好かれる人間になることだよ。

– 中村天風 -8552

10.

偉くなる人とそうならない人と、差が出てくるかっていうと、同じ話を聴いても、聴き方、受け取り方が全然違うからなんです。受け取ったことを自分の人生に、どう応用していくかということだけの差なんです。

– 中村天風 -8582

11.

筆を洗ったまっ黒なコップの水も、水道の蛇口のところに置いて、ポタリポタリと水を落とせば、一晩のうちにきれいになってしまう。

– 中村天風 -8534

12.

二度と生まれることのできない人生の刹那刹那は、自分というものがいつも完全な主人公でなければならない。

– 中村天風 -8535

13.

言葉には人生を左右する力があるんです。この自覚こそが人生を勝利にみちびく、最良の武器なんですよ。

– 中村天風 -8571

14.

鉛は鉛、金は金。鉛に金メッキして、俺は金だというような顔をしなさんな。

– 中村天風 -8577

15.

持たなくてもいい重い荷物を、誰に頼まれもしないのに一生懸命ぶらさげていないか。

– 中村天風 -8565