詩人オスカー・ワイルドの名言・格言を66個まとめて紹介

16.

他人に何を読むべきかを教えることは、たいてい無用であるか有害かのどちらかだ。なぜなら文学の理解は、気質の問題であって、教える問題ではないのだから。

– オスカー・ワイルド -1132

17.

誰でも友人の悩みには共感を寄せることができる。しかし友人の成功に共感を寄せるには優れた資質が必要だ。

– オスカー・ワイルド -1127

18.

男は女の最初の恋人になりたがるが、女は男の最後の恋人になりたがる。

– オスカー・ワイルド -1124

19.

私は信条より人間を好む。そして、信条のない人間をこの世でもっとも好む。

– オスカー・ワイルド -1151

20.

定義するということは限定することだ。

– オスカー・ワイルド -1122

21.

男の人って、一度女を愛したとなると、その女のためなら何だってしてくださるでしょ。たった一つ、してくださらないもの、それはいつまでも愛し続けるってことよ。

– オスカー・ワイルド -1126

22.

民衆が好まない事柄は革新である。

– オスカー・ワイルド -1110

23.

教育は結構なものである。しかしいつも忘れてはならない。知る価値のあるものは、すべて教えられないものだということを。

– オスカー・ワイルド -1162

24.

説教する男は一般に偽善者だし、説教する女はきまって器量が悪い。

– オスカー・ワイルド -1136

25.

女の一生は感情という曲線に沿って回転するが、男の一生は知性という直線の上を進行するものである。

– オスカー・ワイルド -1146

26.

子供は最初は親を愛するが、やがて親を裁くようになる。許すことはまずめったにない。

– オスカー・ワイルド -1153

27.

私たちは、不必要なものだけが必需品である時代に生きている。

– オスカー・ワイルド -1152

28.

文学とジャーナリズムの違いは何だろうか。ジャーナリズムは読むに耐えない。文学は読む人がいない。それがすべてだ。

– オスカー・ワイルド -1115

29.

不正よりもなお困ったものがひとつだけある。それは、手に剣を持たぬ正義だ。

– オスカー・ワイルド -1117

30.

拙劣な詩はすべて本当の感情から生まれる。

– オスカー・ワイルド -1137

31.

愛情のない結婚は悲劇だ。しかしまるっきり愛情のない結婚よりいっそう悪い結婚が一つある。それは、愛情はあるが片一方にだけ、という場合だ。

– オスカー・ワイルド -1166

32.

米国では、大統領が四年間支配するが、新聞は永遠に支配する。

– オスカー・ワイルド -1114

33.

戦争が邪悪だと認められている限り、戦争は常にその魅力を持つだろう。これが卑俗なものだと考えられる時は、戦争は一時的なものに終わるであろう。

– オスカー・ワイルド -1135

34.

人生は複雑じゃない。私たちの方が複雑だ。人生はシンプルで、シンプルなことが正しいことなんだ。

– オスカー・ワイルド -1139

35.

僕は彼女が大好きだが愛してなどいない。一方彼女は僕を熱烈に愛しているがそれほど好きではない。

– オスカー・ワイルド -1113

36.

現代の道徳は、現代の基準を受け入れる点にある。いやしくも教養のある人間にとって、現代の基準を受け入れるということは、愚劣きわまる不道徳のひとつの形式だと思う。

– オスカー・ワイルド -1155

37.

女が再婚する場合、それは先夫を嫌っていたからだ。男が再婚する場合、それは先妻を熱愛していたからだ。

– オスカー・ワイルド -1147

38.

一貫性というのは、想像力を欠いた人間の最後のよりどころである。

– オスカー・ワイルド -1165

39.

夫婦間の愛情というものは、お互いがすっかり鼻についてから、やっと湧き出してくるものなのです。

– オスカー・ワイルド -1116

40.

人々が私に賛成するときはいつも、私は自分が間違っているに違いないと感じる。

– オスカー・ワイルド -1141

41.

他人の悲劇は、常にうんざりするほど月並みである。

– オスカー・ワイルド -1131

42.

民主主義とは人民の人民による人民のための脅しにすぎない。

– オスカー・ワイルド -1111

43.

生きるとは、この世でいちばん稀なことだ。たいていの人は、ただ存在しているだけである。

– オスカー・ワイルド -1138

44.

彼女は、弱さという何ともいえない魅力を欠いている。

– オスカー・ワイルド -1120

45.

われわれは女性を解放したが、女のほうは依然として主人を捜している奴隷だ。

– オスカー・ワイルド -1167