16.
商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ。
– 渋沢栄一 -7905
17.
我が人生は、実業に在り。
– 渋沢栄一 -7915
18.
一家一人の為に発する怒りは小なる怒りにて、一国の為に発する怒りは大いなる怒りである。大いなる怒りは、国家社会の進歩発展を促す。
– 渋沢栄一 -7918
19.
数字算出の確固たる見通しと、裏づけのない事業は必ず失敗する。
– 渋沢栄一 -7894
20.
一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である。
– 渋沢栄一 -7916
21.
交際の奥の手は至誠である。理にかない調和がとれていればひとりでにうまくいく。
– 渋沢栄一 -7911
22.
有望な仕事があるが資本がなくて困るという人がいる。だがこれは愚痴でしかない。その仕事が真に有望で、かつその人が真に信用ある人なら資本ができぬはずがない。愚痴をこぼすような人は、よしんば資本があっても大いに為す人物ではない。
– 渋沢栄一 -7880
23.
人生の行路は様々で、時に善人が悪人に敗けたごとく見えることもあるが、長い間の善悪の差別は確然とつくものである。悪いことの習慣を多く持つものは悪人となり、良いことの習慣を多くつけている人は善人となる。
– 渋沢栄一 -7895
24.
真似をするときには、その形ではなく、その心を真似するのがよい。
– 渋沢栄一 -7900
25.
論語とソロバンというかけ離れたものを一つにするという事が最も重要なのだ。
– 渋沢栄一 -7878
26.
人は全て自主独立すべきものである。自立の精神は人への思いやりと共に人生の根本を成すものである。
– 渋沢栄一 -7897
27.
四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ。
– 渋沢栄一 -7910
28.
我も富み、人も富み、しかして国家の進歩発達をたすくる富にして、はじめて真正の富と言い得る。
– 渋沢栄一 -7914
29.
男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ。
– 渋沢栄一 -7888
30.
ただそれを知っただけでは上手くいかない。好きになればその道に向かって進む。もしそれを心から楽しむことが出来れば、いかなる困難にもくじけることなく進むことができるのだ。
– 渋沢栄一 -7923