31.
やはりお前は、お前の生命を投げ出させるものによってしか生き得ないのだ。死を拒否する者は、生命をも拒否する。
– サン・テグジュペリ -1966
32.
ぼくは、あの星のなかの一つに住むんだ。その一つの星のなかで笑うんだ。だから、きみが夜、空をながめたら、星がみんな笑ってるように見えるだろう。
– サン・テグジュペリ -1968
33.
君という人間は君の行為自体の中に宿っている。君の行為こそ君なのだ。もうそれ以外のところに君はない!
– サン・テグジュペリ -1958
34.
人間は充実を求めているのであって、幸福を求めているのではない。
– サン・テグジュペリ -1944
35.
ぼくたちは、たとえどんな小さなものであろうと、自分の役割を自覚したときにだけ、幸福になれる。
– サン・テグジュペリ -1969
36.
人間であるとは、まさに責任を持つことだ。自分には関係がないような悲惨を前にして、恥を知ることだ。
– サン・テグジュペリ -1947
37.
本当の愛は、もはや何一つ見返りを望まないところに始まるのだ。あなた自身を与えれば、与えた以上のものを受け取るだろう。
– サン・テグジュペリ -1930
38.
愛する~それはお互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである。
– サン・テグジュペリ -1965
39.
人生は、日々それ以外の何かと交換する場合にのみ意味があるものとなる。
– サン・テグジュペリ -1940
40.
人間たちはもう時間がなくなりすぎてほんとうには、なにも知ることができないでいる。なにもかもできあがった品を、店で買う。でも友だちを売ってる店なんてないから人間たちにはもう友だちがいない。
– サン・テグジュペリ -1949
41.
救いは一歩踏み出すことだ。さてもう一歩。そしてこの同じ一歩を繰り返すのだ。
– サン・テグジュペリ -1959
42.
利害を越えた究極の目的を人と共有する時、初めて心のままに生きることができる。
– サン・テグジュペリ -1927
43.
完璧がついに達成されるのは、何も加えるものがなくなった時ではなく、何も削るものがなくなった時である。
– サン・テグジュペリ -1962
44.
一滴の水が、どうして己を大河と知るであろうか?だが大河は流れているのだ。樹木を作る細胞の一つ一つが、どうして己を樹木と知るであろうか?だが、樹木は伸び広がっているのだ。
– サン・テグジュペリ -1963
45.
本当の贅沢というものは、たったひとつしかない。それは人間関係に恵まれることだ。
– サン・テグジュペリ -1929