16.
謙虚な愛は、暴虐よりずっと効果の多い怖ろしい力である。
– ドストエフスキー -3732
17.
人が子供を持つのは、たとえ自分は死んでも、子供たちが生涯自分の感情や考えを持ち続けてくれるからさ。
– ドストエフスキー -3714
18.
思いやりこそは最も重要な、そしておそらくは全人類の唯一の生活の規範なのだ。
– ドストエフスキー -3729
19.
他人に対してもっとやさしく、もっと気を使い、もっと愛情を持つことです。他人のために自分を忘れること、そうすればその人たちはあなたを思い出してくれます。
– ドストエフスキー -3692
20.
堪え忍べ、働け、祈れ、そしてつねに希望を持て。これがわたしが全人類に一度に吹き込もうと願っている真理なのです!
– ドストエフスキー -3745
21.
太陽におなりなさい。そうすれば、誰もがあなたを仰ぎ見ることでしょう。
– ドストエフスキー -3691
22.
人間というものは、不幸の方だけを並べ立てて幸福の方は数えようとしないものなんだ。
– ドストエフスキー -3710
23.
あの言葉はもちろん、思わず口からこぼれたのだが、思わず言っただけによけい重大なのだ。
– ドストエフスキー -3762
24.
みんなのために自発的にいのちを捨てること、みんなのために十字架にのぼり、火刑の火の中に入ることは、個性が最も強度に発達したときに初めてできることである。
– ドストエフスキー -3754
25.
恋の悩みや嫉妬はすべて退屈のなせるわざなのだ。惰性に押し潰されたのだ。
– ドストエフスキー -3676
26.
左翼は主として無神論の問題である。無神論に現代的な肉付けをした問題である。地上から天に達するためではなく、天を地上へ引き下ろすために、神なくしてたてられたバビロンの塔だ。
– ドストエフスキー -3730
27.
神が存在しないならば私が神である。
– ドストエフスキー -3717
28.
愛情に満ちあふれた心には、悲しみもまた多いものである。
– ドストエフスキー -3749
29.
苦しむこともまた才能の一つである。
– ドストエフスキー -3736
30.
ほんとうに人間はだれでも、すべての人に対し、すべてのことについて罪があるのです。人びとはただそれを知らないだけです。
– ドストエフスキー -3755
31.
もし他に方法がなければ乞食になってもいい。しかも乞食になったらその日から、手に入ったお金は自分のためにも、家族のためにも、無駄なことに絶対に浪費しないという徹底的な粘り強さ - これさえあれば、人間は誰でも金持ちになれるものである。
– ドストエフスキー -3753
32.
そうだ、僕のまわりには小鳥だの、木々だの、草原だの、大空だのと、こんなにも神の栄光があふれていたのに、僕だけが恥辱の中で暮らし、一人であらゆるものを汚し、美にも栄光にも全く気づかずにいたのだ。
– ドストエフスキー -3757
33.
善い人とは、強い人たちのことではなく、誠実な人たちのことである。
– ドストエフスキー -3694
34.
苦しみと悩みは、偉大な自覚と深い心情の持ち主にとって、常に必然的なものである。
– ドストエフスキー -3737
35.
人間のできる唯一のことは、自分自身が精神的に成長することです。
– ドストエフスキー -3704
36.
苦痛と恐怖を征服した人間が、神となるのです。そのときにこそ新しい生がはじまる。新しい人間が生まれる。すべてが新しくなるのです。
– ドストエフスキー -3734
37.
しだいに高くそびえてゆく建物を見る喜びは、たとえ今までのところ、その建物にわずか一粒の砂を運んだにすぎない人でも、必ずや心の渇きをいやしてくれるはずである。
– ドストエフスキー -3758
38.
地獄とは何か、それはもはや愛せないという苦しみだ。
– ドストエフスキー -3689
39.
新しい一歩を踏み出すこと、新しい言葉を発することは、人々が最も恐れることである。
– ドストエフスキー -3721
40.
女にとっての復活は、あらゆる破滅からの救いと更生は、愛のなかにある。
– ドストエフスキー -3722
41.
金は鋳造された自由である。
– ドストエフスキー -3739
42.
人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ。ただそれだけの理由なのだ。
– ドストエフスキー -3711
43.
女、女こそ男を完成させる唯一のものである。
– ドストエフスキー -3723
44.
他人に尊敬されたいのなら、自分自信を敬うがいい。自分自身に敬意を払うことによってのみ、他人はあなたを敬うようになるだろう。
– ドストエフスキー -3693
45.
真実を語る者は機知のない人間だけである。
– ドストエフスキー -3719