ハンナ・アーレントの概要
人物名 | ハンナ・アーレント |
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英語名 | Hannah Arendt |
生年月日 | 1906年10月14日 |
没年月日 | 1975年12月4日 |
享年 | 69歳 |
国籍 | アメリカ |
職業 | 政治哲学者、思想家 |
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ハンナ・アーレントの名言一覧
1.
虚勢を張ることが私のエネルギーの実に多くを食いつぶしてしまう。
– ハンナ・アーレント -4379
2.
共通感覚を奪われた人間とは、所詮、推理することの出来る、結果を計算することの出来る動物以上のものではない。
– ハンナ・アーレント -4378
3.
彼女は人間と動物の違い『人間性』とは、人間同士が『互いに異なった個性をもつ人間である事を認め会う事』であると考えた。そして全体主義とはその人間性を破壊するものだと定義した。
– ハンナ・アーレント -4367
4.
差異を表明し、他と自分を区別することができるのは人間だけである。人間だけが、渇き、餓え、愛情、敵意、恐怖などのようなものを伝達できるだけでなく、自分自身をも伝達できるのである。
– ハンナ・アーレント -4372
5.
暴力は権力が危うくなると現れてくる。
– ハンナ・アーレント -4366
6.
最も急進的な革命家も、ひとたび革命が起こるや、たちまち保守主義者に化けてしまう。
– ハンナ・アーレント -4371
7.
組織というのは常に政治的である。組織する場合、人びとは活動しようとして権力を得ようとするからである。
– ハンナ・アーレント -4368
8.
世界最大の悪は、ごく平凡な人間が行う悪です。そんな人には動機もなく、信念も邪心も悪魔的な意図もない。人間であることを拒絶した者なのです。そして、この現象を、私は”悪の凡庸さ”と名付けました。
– ハンナ・アーレント -4369
9.
嫌いな人の真実よりも、好きな人のうそがいい。
– ハンナ・アーレント -4377
10.
名もない『行動』は、一人の「誰か」が名づけたとしても、まだ意味がない。
– ハンナ・アーレント -4365
11.
リアリティとは、『ナチは私たち自身のように人間である』ということだ。つまり悪夢は、人間が何をなすことができるかということを、彼らが疑いなく証明したということである。言いかえれば、悪の問題はヨーロッパの戦後の知的生活の根本問題となるだろう。
– ハンナ・アーレント -4381
12.
考えるのを止めたら、人間じゃなくなる
– ハンナ・アーレント -4374
13.
権力は人々の承認を得て成立するもの。権力が必要とするのは正当性。
– ハンナ・アーレント -4376
14.
考えるとは注意深く直面し、抵抗すること。
– ハンナ・アーレント -4375
15.
今世紀に現れた悪は予想以上に根源的なものでした。今ならわかります。根源悪とは、わかりやすい動機による悪とは違います。利己心による悪ではなく人間を無用の存在にしてしまうことです。
– ハンナ・アーレント -4373
16.
私が望むのは、考えることで人間が強くなることです。危機的状態にあっても、考え抜くことで破滅に至らぬよう。
– ハンナ・アーレント -4370
17.
寛大さは行動と自由への鍵である。
– ハンナ・アーレント -4380