稲盛和夫はどんな人物?
人物名 | 稲盛和夫 |
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英語名 | - |
生年月日 | 1932年1月21日 |
没年月日 | 2022年8月24日 |
享年 | 90歳 |
国籍 | 日本 |
職業 | 実業家 |
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- 稲盛和夫は、日本のビジネス界における巨人であり、京セラとKDDIの創業者として知られています。
1932年1月21日に鹿児島県で生まれ、2022年8月24日に90歳で亡くなりました。高品質のセラミックベースの電子製品を製造する会社(京セラ)を設立。
京セラは、稲盛のリーダーシップの下で急速に成長し、世界的な企業になりました。稲盛は、経営者としてだけでなく、経営哲学者としても広く尊敬されています。
彼の経営手法は「アメーバ経営」として知られ、これは組織内の小さなユニットがそれぞれ独立して機能し、全体として組織の目標に貢献するという考えに基づいています。
盛和塾という名前のビジネススクールを設立し、若手経営者に経営哲学とリーダーシップを教えました。彼の影響は、日本国内だけでなく、国際的にも広がっています。
日本航空(JAL)の経営再建にも深く関与し、リーダーシップを発揮して同社を再建しました。これは、彼がビジネス界での成功を通じて培った経験と知識を活用したものであり、彼のリーダーシップ能力を証明するものでした。
稲盛はまた、慈善活動にも深く関与していました。
教育、文化、科学の分野での研究と発展を支援するために、稲盛財団を設立しました。彼はまた、母校である鹿児島大学に寄付を行い、新しいホール「稲盛会館」を寄贈しました。
彼の人生は、ビジネスにおける成功だけでなく、人々と社会に対する深いコミットメントによって特徴付けられています。
彼の経営哲学は、経営者やリーダーにとってのモデルとなっており、彼の遺産は今後も長く続くことでしょう。彼の言葉「正しく生きることが最終的には成功することである」という言葉は、彼の人生観と経営哲学を象徴しています。彼は、経営者としての成功は、正直さ、誠実さ、そして社会に対する責任感に基づいていると信じていました。
稲盛和夫は、日本のビジネス界における偉大なリーダーであり、彼の影響は今後も多くの人々にとって重要なものとなるでしょう。彼の経営哲学とリーダーシップスキルは、世界中の経営者にとって学ぶべき点が多く含まれています。
稲盛和夫の名言一覧
1.
心が充分に強くなければ、我々は容易に自分の才能の奴隷になってしまいます。
– 稲盛和夫 -6833
2.
感謝の心が幸福の呼び水なら、素直な心は進歩の親であるかもしれません。
– 稲盛和夫 -6815
3.
動機善なりや、私心なかりしか。
– 稲盛和夫 -6846
4.
現在の能力でできる、できないを判断してしまっては、新しいことや困難なことはいつまでたってもやりとげられません。
– 稲盛和夫 -6809
5.
その可能性に対して心を閉じていると、人生の本当の恵みを見極めることはできないのです。
– 稲盛和夫 -6823
6.
強い情熱とは寝ても覚めても、二十四時間そのことを考えている状態です。実際に二十四時間考えつづけるのは不可能でしょう。しかし、そういう意志を持ちつづけることが大切なのです。そうすれば願望はいつしか潜在意識に到達し、寝ても覚めてもそのことに意識を集中しつづけることができるようになるのです。
– 稲盛和夫 -6826
7.
今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる。
– 稲盛和夫 -6810
8.
私たちは決して苦痛や悩みから解放されることはありません。しかし最悪の場合さえも明るさを失わず、明日に希望をも持つように努力することは出来るのです。
– 稲盛和夫 -6827
9.
すべて人生は心に描いた通りになる。どのような厳しい状況に置かれようと、否定的なことを心に浮かべるべきではない。まじめに前向きに努力していけば決して悪いことがあろうはずがないと確信して、常に堂々と明るく進まなければならない。
– 稲盛和夫 -6843
10.
長い目で見れば、目標を課し、規律をもって鍛える厳しい上司によって、部下ははるかに伸びていく。
– 稲盛和夫 -6834
11.
安易に近道を選ばず、一歩一歩、一日一日を懸命、真剣、地道に積み重ねていく。夢を現実に変え、思いを成就させるのは、そういう非凡なる凡人なのです。
– 稲盛和夫 -6816
12.
誰もが、宇宙のため地球のために必要だから生まれてきた。世のため人のためにあなたの存在が必要だった。従って世のため人のために尽くすのが人生の目的なんだ。才能を私物化してはいけない。
– 稲盛和夫 -6841
13.
どんな仕事でも喜んで引き受けてください。やりたくない仕事も、意に沿わない仕事も、あなたを磨き強くする力を秘めているからです。
– 稲盛和夫 -6836
14.
経営とは、人として正しい生き方を貫くことだ。
– 稲盛和夫 -6819
15.
不運なら、運不運を忘れるほど仕事に熱中してみよ。
– 稲盛和夫 -6825