16.
失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい。
– 松下幸之助 -8104
17.
知恵のポンプは汲めば汲むほど湧いてくるんや。
– 松下幸之助 -8065
18.
志低ければ、怠惰に流れる。
– 松下幸之助 -8123
19.
悩みはあって当たり前。それは生きている証であり、常に反省している証拠でもある。
– 松下幸之助 -8062
20.
師をそのまま模倣するだけでは師以上にはなれないけれど、その考えをよく吸収消化して自ら励んでいけば、師以上の人物になれるかもしれませんね。
– 松下幸之助 -8125
21.
視野の狭い人は、我が身を処する道を誤るだけでなく、人にも迷惑をかける。
– 松下幸之助 -8116
22.
時には常識や知識から開放され、思いつきというものを大切にしてみてはどうだろうか。
– 松下幸之助 -8115
23.
叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である。
– 松下幸之助 -8106
24.
人には燃えることが重要だ。燃えるためには薪が必要である。薪は悩みである。悩みが人を成長させる。
– 松下幸之助 -8091
25.
才能なきことを憂うる必要はないが、熱意なきことをおそれなくてはならない。
– 松下幸之助 -8129
26.
礼儀作法は人間関係を滑らかにする。社会生活の潤滑油である。
– 松下幸之助 -8046
27.
謙虚さを失った確信は、これはもう確信とはいえず、慢心になってしまいます。
– 松下幸之助 -8131
28.
すべての人を自分より偉いと思って仕事をすれば、必ずうまくいくし、とてつもなく大きな仕事ができるものだ。
– 松下幸之助 -8157
29.
人の長所が多く目につく人は、幸せである。
– 松下幸之助 -8088
30.
正当以上の卑屈な努力までする必要はない。
– 松下幸之助 -8076
31.
万策尽きたと思うな。自ら断崖絶壁の淵にたて。その時はじめて新たなる風は必ず吹く。
– 松下幸之助 -8053
32.
迷う、ということは、一種の欲望からきているように思う。ああもなりたい、こうもなりたい、こういうふうに出世したい、という欲望から迷いがでてくる。それを捨て去れば問題はなくなる。
– 松下幸之助 -8050
33.
石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない。
– 松下幸之助 -8072
34.
美と醜は表裏一体。美の面に囚われ、反面の醜を責めるに急なのは、真実を知らぬ姿である。
– 松下幸之助 -8058
35.
「天は二物を与えず」と言うが、逆に「なるほど、天は二物を与えないが、しかし一物は与えてくれる」ということが言えると思う。その与えられた一つのものを、大事にして育て上げることである。
– 松下幸之助 -8162
36.
十のサービスを受けたら十一を返す。その余分の一のプラスがなければ、社会は繁栄していかない。
– 松下幸之助 -8099
37.
世間には大志を抱きながら大志に溺れて、何一つできない人がいる。言うことは立派だが、実行が伴わない。世の失敗者には、とかくこういう人が多い。
– 松下幸之助 -8077
38.
自分の金、自分の仕事、自分の財産。自分のものと言えば自分のものだけれど、これもやっぱり世の中から授かったもの。世の中からの預かり物である。
– 松下幸之助 -8110
39.
私は、失敗するかもしれないけれども、やってみようというような事は決してしません。絶対に成功するのだということを、確信してやるのです。何が何でもやるのだ、という意気込みでやるのです。
– 松下幸之助 -8119
40.
知識なり才能なりは必ずしも最高でなくてもいい、しかし熱意だけは最高でなくてはならない。
– 松下幸之助 -8064
41.
私は小さい頃貧しかったので、最初は腹一杯食べたい夢でした。丁稚奉公にいってからは、貯金して早く店を持ちたいと思いました。商売をはじめても、大きな会社など望みませんでした。一段上の夢を着実にこなしていっただけです。
– 松下幸之助 -8117
42.
たとえ平凡で小さなことでも、それを自分なりに深く噛みしめ味わえば大きな体験に匹敵します。
– 松下幸之助 -8155
43.
むずかしいことはできても、平凡なことはできないというのは、ほんとうの仕事をする姿ではない。
– 松下幸之助 -8148
44.
思ったことが全部実現できたら危ない。3回に1回くらいがちょうどいい。
– 松下幸之助 -8122
45.
対立大いに結構。正反対大いに結構。これも一つの自然の理ではないか。対立あればこその深みである。妙味である。だから、排することに心を労するよりも、これをいかに受け入れ、これといかに調和するかに、心を労したい。
– 松下幸之助 -8069