空海の名言28選: 真言宗の開祖が伝える人生の智慧と教え

空海はどんな人物?

人物名 空海
英語名
生年月日 774年
没年月日 835年4月22日
享年 61歳
国籍 日本
職業
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空海は、日本の平安時代初期の僧侶であり、真言宗の開祖として広く知られています。

774年に讃岐国(現在の香川県)で生まれた彼は、若い頃から仏教の学びに熱心でした。
804年には、当時の文化や学問の中心地であった唐(現在の中国)に留学。
そこで密教の教えを学び、深い洞察を得ました。

彼が日本に帰国した後、その教えをもとに真言宗を確立。日本の仏教界に新しい風をもたらしました。

空海は、多くの経典を著述し、その教えは後の世代にも大きな影響を与え続けています。
彼の著作や教えは、日本の仏教史だけでなく、文化や芸術にも深く関わっています。

空海の人間性や行動力も非常に高く評価されています。

彼は、平安京(現在の京都)の東山に金剛峯寺を建立。
この地を真言宗の総本山とし、多くの弟子を育て上げました。

彼の指導のもと、真言宗は日本全国に広がり、多くの人々の心の支えとなりました。

彼の教えは、日常生活の中での実践を重視。
人々の心の平和や社会の安定を目指していました。

彼の真言宗は、日本の仏教界だけでなく、文化や芸術にも大きな影響を与え、多くの作品や伝統にその名を刻んでいます。

835年に亡くなった空海ですが、彼の遺した教えや思想は、今日でも多くの人々に受け継がれ、尊重されています。

彼の生涯や業績は、日本の歴史や文化において、非常に重要な位置を占めており、今後もその影響は続くことでしょう。

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空海の名言一覧

1.

薬は病気から救ってあげたいという気持ちから生まれたものである。仏の教えは心を救ってあげたいという気持ちから生まれたものである

– 空海 -7339

2.

つまらない人は、善行と悪行の区別がつかず、その因果も信じることがない。目の前の利益だけを見ているので、その因果は必ず返ってくる。

– 空海 -7364

3.

嫉妬は自分とそれ以外の人とは別々の存在だと思う心から生じる。もし自分と自分以外の人を別ではなく、同じ存在だと見ることが出来れば、嫉妬することがなくなり、公平な心になり、全ての人の善行を心から賞賛できる。

– 空海 -7357

4.

人間は誰もが胸のなかに、宝石となる石を持っている。一生懸命磨いて、美しく光り輝く玉になる

– 空海 -7351

5.

他人の病気のことをとやかく言う前に、まず自分の病気を治すことを心がけなさい

– 空海 -7348

6.

身は華と与に落ちぬれども、心は香と将に飛ぶ

– 空海 -7354

7.

ものの道理を見る目が開いていれば、身の回りのもの全てが大事なものだと分かる

– 空海 -7361

8.

還源(げんげん)を思いとす。経路未(いま)だ知らず。岐(ちまた)に臨んで幾たびか泣く。精誠(せいせい)感ありて此の秘門を得たり

– 空海 -7359

9.

物の荒廃は必ず人に由り、人の昇沈は定めて道に在り

– 空海 -7341

10.

地獄は恐ろしいところだと言われているが必ずしもそうではない。善心を発揮するならば、仏が救ってくださるからである。栄えるのも衰えるのも、みな自分の善行と悪行によるものである。善心を発揮して行動するならば必ず幸せになることができる

– 空海 -7346

11.

虚空(こくう)尽き、衆生尽き、涅槃(ねはん)尽きなば、我が願いも尽きん

– 空海 -7358

12.

医王の目には途に触れてみな薬なり、解宝の人は鉱石を宝と見る

– 空海 -7360

13.

人の短を道うこと無かれ,己の長を説くこと無かれ

– 空海 -7353

14.

刹塵(せつじん)の渤駄(ぼつだ)はわが心の仏なり 海滴の金蓮はまたわが身なり

– 空海 -7337

15.

優れた知恵者は愚か者にみえる

– 空海 -7338

16.

仏法遙かに非ず。心中にして即ち近し

– 空海 -7342

17.

人を思いやる気持ちと、人に利益をもたらす行動をすることが全ての根本である

– 空海 -7352

18.

片手だけでは拍手できない。片足だけでは歩けない。右手と左手が感応して拍手になり、右足と左足が感応して歩く。だから相手が感応するまで祈り続けなさい。

– 空海 -7340

19.

他人の利益をはかるように努めていると、苦しみの世界に行く因縁が消える

– 空海 -7347

20.

修行して悟りを得ようとする人は、心の本源を悟ることが必要である。心の本源とは清らかで綺麗な明るい心である。

– 空海 -7355

21.

もし自分に適していることにその能力を使うなら、物事は極めてうまくゆく。しかし、自分に向いていない物事に、その能力を使うなら、労多く、益は少ないだろう。

– 空海 -7363

22.

仏の教えは一言で言えば、自分の利益と他人の利益を一致させることである

– 空海 -7343

23.

仏として生きる道は遠いところにあるのではない。すぐそこにある。

– 空海 -7344

24.

ものに決まった性質などない。悪人もいつまでも悪人ではない

– 空海 -7362

25.

善行をなそうとする人も、悪行をなそうとする人も、まず心の中でそれをなそうと決めてから、その行動をするものである。仏が悟った安らかな心を求めるのも、また同様にそうなると決めることから始まる

– 空海 -7349

26.

周りの環境は心の状態によって変わる。心が暗いと何を見ても楽しくない。静かで落ち着いた環境にいれば、心も自然と穏やかになる。

– 空海 -7356

27.

道理に迷って苦しむのも、自分の中にある仏に目覚めて正しく励むのも、みな自分の決心次第である。

– 空海 -7345

28.

生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終りに冥(くら)し

– 空海 -7350