16.
はじまりは労働の最も重要な部分である。
– プラトン -4622
17.
哲学というものは、たしかに結構なものだよ。ひとが若い年頃に、ほどよくそれに触れておくぶんにはね。しかし、必要以上にそれにかかずらっていると、人間を破滅させてしまうことになるのだ。
– プラトン -4598
18.
自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。
– プラトン -4607
19.
いかに知識を身につけたとしても全知全能になることなどはできないが、勉強しない人々とは天地ほどの開きができる。
– プラトン -4625
20.
科学は、知覚以外の何物でもなし。
– プラトン -4616
21.
人間のことは何にてあれ、大いなる心労に値せず。
– プラトン -4602
22.
偉大な人物たらんとする者は、自分自身や自分に属するものをではなく、正しいことをこそ愛すべきなのだ。
– プラトン -4619
23.
あなたの悲哀がいかに大きくても、世間の同情を乞おうとしてはならない。なぜなら、同情の中には軽蔑の念が含まれているからだ。
– プラトン -4626
24.
破廉恥に対する羞恥心も、美を求める努力も、ともに欠けているようでは、国家にしろ個人にしろ、偉大な美しい行為を果たすことはできない。
– プラトン -4592
25.
我々は、自らが熟考しているものになる。
– プラトン -4615
26.
哲学者の全生涯は、まさに死に至ることと、その死を成就すること他ならず。
– プラトン -4596
27.
賢者は、話すべきことがあるから口を開く。愚者は、話さずにはいられないから口を開く。
– プラトン -4612
28.
少年を暴力と厳しさによって教え込もうとするな。彼の興味を利用して指導せよ。そうすれば自分の能力がどこに向いているか、少年自身で見出しやすくなる。
– プラトン -4605
29.
哲学は、最高の文芸なり。
– プラトン -4597
30.
だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようとである。
– プラトン -4623