16.
人生から返ってくるのは、いつかあなたが投げた球。
– 斎藤茂太 -7483
17.
人は「けなげな人」に、手を差しのべる。
– 斎藤茂太 -7486
18.
大きくても30センチほどのヤマメと、その倍もあるサクラマスが、もともとは同じ魚だということをご存じですか?川での生存競争に敗れたヤマメの一部が、餌を求めて海へと下り、餌が豊富な海を回遊するうちに大型化したのがサクラマスなんだそうです。そのときは負けたように思えても、自分で自分に見切りをつけなければ、人生に「負け」なんてものは存在しません。人と競うのではなく、できることから少しずつ努力を重ね、昨日の自分よりちょっとだけでも成長しようと心がける。そうすれば、いつの間にか、サクラマスのようにグーンと大きくなっているはずですよ。
– 斎藤茂太 -7475
19.
楽観的になりたいなら、客観的になることだ。
– 斎藤茂太 -7511
20.
アドバイスの中にも、語らないアドバイスというものがあるのではないか。
– 斎藤茂太 -7524
21.
夢中で生きることを、「生きる目的」にする。
– 斎藤茂太 -7465
22.
率直に話す、素直に詫びる。こうした態度を貫くことが、人間関係で成功するいちばんの近道となる。
– 斎藤茂太 -7464
23.
悲観的になるのは、自分のことばかり考えているから。
– 斎藤茂太 -7470
24.
世間からいくら拍手喝采をあびようとも、結局、自分らしく生きているという実感が得られなければ、何の意味もない。
– 斎藤茂太 -7480
25.
実相に観入して自然・自己一元の生を写す。これが歌の上の写生で、写生は決して単なる記述などではない。
– 斎藤茂太 -7494
26.
人間は弱いようで、強い生き物なんです。
– 斎藤茂太 -7484
27.
苦労から抜け出したいなら、肩の力を抜くことを覚えなさい。
– 斎藤茂太 -7508
28.
死に近き母に添寝(そいね)のしんしんと 遠田(とおだ)のかはず天に聞(きこ)ゆる。
– 斎藤茂太 -7499
29.
ひとごとは冷めたくとも済む。自分に対する考は炎を潜(くぐ)った鉄のようにあらねばならぬ。
– 斎藤茂太 -7515
30.
「今はできない」を、「絶対できない」と間違えないように。
– 斎藤茂太 -7527
31.
大丈夫。世の中の人はみんな、自分のことで精一杯。あなたのことなんて、気にしているほど暇ではない。
– 斎藤茂太 -7474
32.
人には「活躍の場」を与えよう。それが、懐の深さというもので、人の隠れた能力を引き出すということでもある。人の上に立つ人の、もっとも大切な仕事なのではないだろうか。
– 斎藤茂太 -7488
33.
いま何がないかより、いま何があるかで発想しよう。
– 斎藤茂太 -7523
34.
うさぎ型の人は、うさぎのようなペースで生きるのがいい。うさぎのような能力を発揮するだろう。かめ型の人は、かめのようなペースで生きるのがいい。かめのような能力を発揮する。世の中には、さまざまな能力がある。なぜかといえば、さまざまな能力が「必要だから」である。さまざまな能力が活動することによって社会は成り立っている。
– 斎藤茂太 -7522
35.
だらだらと人生を送っていると、品性の劣った人間になる。
– 斎藤茂太 -7519
36.
どういうことばを使うかは、あまり難しく考える必要はない。相手に恥をかかせたり、傷つけたりするようなことを言わなければいいのである。
– 斎藤茂太 -7517
37.
前を向き、歩き続けていれば、苦労は人を成長させる。
– 斎藤茂太 -7478
38.
行いの最大の報酬は、行いをやり遂げた満足にある。
– 斎藤茂太 -7501
39.
仕事は雑に考えると、雑事になってしまう。
– 斎藤茂太 -7500
40.
失敗を気にしてクヨクヨ落ち込んだり、クドクド言い訳したり、誰かを責めたりするのは、時間のロスでしかありません。
– 斎藤茂太 -7495
41.
何を笑うかで人間がわかる。なんでも笑えば人間は変わる。
– 斎藤茂太 -7512
42.
人の顔を美しくする最高の美容術は、笑いである。
– 斎藤茂太 -7487
43.
人と会うのが苦手な人の大半は、相手と打ち解けるのに時間がかかるものだが、それは出会いの一瞬に相手に対する親愛の情を示さないからだ。
– 斎藤茂太 -7489
44.
他人に花をもたせよう。自分に花の香りが残る。
– 斎藤茂太 -7476
45.
「あきらめない」ことで、とかく人にふりまわされる。「あきらめる」ことで自分らしい、マイペースの生き方が出来るようになる。
– 斎藤茂太 -7530