升田幸三はどんな人物?
人物名 | 升田幸三 |
---|---|
英語名 | - |
生年月日 | 1918年3月21日 |
没年月日 | 1991年4月5日 |
享年 | 73歳 |
国籍 | 日本 |
職業 | 将棋棋士 |
- タップして升田幸三の略歴を見る
- 升田幸三は、将棋界における伝説的な存在として知られるプロ棋士であり、その卓越した技術と独自のスタイルで多くのファンを魅了しました。
升田は1927年に東京都で生まれ、若い頃から将棋の才能を示しました。
その後、プロ入りを果たし、その後、数々のタイトルを獲得。特に、十段位を獲得したことで知られています。彼のプレースタイルは攻撃的でありながらも緻密で、相手の一手一手に対して最適な答えを出す能力には定評がありました。
また、升田は将棋界における革新者としても知られています。
彼は従来の常識や伝統にとらわれず、新しいオープニングや変則戦法を積極的に取り入れることで、将棋の戦術や戦略に新しい風を吹き込みました。このような彼のアプローチは、後の世代の棋士たちにも大きな影響を与え、将棋界全体の進化に寄与しました。
升田の将棋に対する情熱や献身は、彼の著書やエッセイからも伺うことができます。
彼は将棋だけでなく、人生や哲学についても深く考える人物であり、その思考の深さや広がりは、彼の文章からも感じ取ることができます。
残念ながら、升田は1987年に早逝しましたが、彼の業績や影響は今も色あせることなく、将棋界に残っています。
彼の名前は、将棋の殿堂入りを果たしており、その偉大さを物語っています。
まとめると、升田幸三は将棋界における真の巨星であり、その技術や思考、革新的なアプローチで多くの人々に影響を与えました。
彼の遺した業績や思考は、今後も将棋界において大きな価値を持ち続けるでしょう。
彼の生涯や業績を知ることで、将棋の深さや魅力、そして人生の奥深さを感じることができます。
升田幸三の名言一覧
1.
勝負は、その勝負の前についている。
– 升田幸三 -7985
2.
アマチュアは駒を動かしただけなんです。「指した」ということとは別のことですよ。
– 升田幸三 -7998
3.
錯覚いけない、よく見るよろし。
– 升田幸三 -7988
4.
踏まれても叩かれても、努力さえしつづけていれば、必ずいつかは実を結ぶ。
– 升田幸三 -7978
5.
棋士は無くてもいい商売だ。だからプロはファンにとって面白い将棋を指す義務がある。
– 升田幸三 -7989
6.
大切なのは創造です。人真似を脱し、新しいものをつくり出すところに、進歩が生まれる。
– 升田幸三 -7981
7.
人はだれでも特異な存在であり、無から有を創り出す力を授かっている。
– 升田幸三 -7984
8.
イチかバチかのやけっぱちみたいなことをやるのを、勝負師という人があるが、これは間違いです。そういうのは勝負師とはいわない、賭博師という。
– 升田幸三 -7997
9.
男は毬であってはならぬ。ちょっと頭をなぜられてはポンとはずみ、指一本触れただけで転がる。はずみそうではずまず、転びそうで踏みとどまるものを持っていなければ男ではない。
– 升田幸三 -7980
10.
やっぱり狙いをつけた一心さ、ですね。そういうときは、かりに失敗しても、非常にいい経験というか、つぎの知恵になります。
– 升田幸三 -7992
11.
時代は変わっても、人間を磨くのは目的に挑戦する苦労だということは変わりません。いまの人も苦労はしてるが、それは物欲を満たす苦労で、自分独特、独創の苦労ではない。どんな世界でも同じだと思う。プロとアマの違いはアマは真似でも通用するが、プロの道は独創。またそうでなきゃ通用しない。だから苦しいが喜びも計り知れない。
– 升田幸三 -7986
12.
僕には不利だ、不可能だといわれるものに挑戦する性癖がある。全部が全部成功するわけではないけれど、それが新型になり、新手を生み、つまり将棋の進歩に繋がる。他の人は安全に先を考えるから先輩の模倣を選ぶ。
– 升田幸三 -7976
13.
たどり来て、未だ山麓。
– 升田幸三 -7994
14.
まぁ生まれ直す事があったらね、2つから3つぐらいまでに将棋を覚えて、もういっぺんやり直してみたいと。今度は丈夫な体でね、名人を角落ちぐらいでね、からかってみるのも面白いと、こう思う。
– 升田幸三 -7993
15.
せんじつめていえば、そのもっている欠点を長所にする。これがプロの芸ということになるわけです。
– 升田幸三 -7995
16.
一人前になるには50年はかかるんだ。功を焦るな。悲観するな。もっと根を深く張るんだ。根を深く張れ。
– 升田幸三 -7990
17.
おれがにらめば、横には動けぬ銀でも横に動くのだ。
– 升田幸三 -7996
18.
人生は将棋と同じで、読みの深い者が勝つ。
– 升田幸三 -7983
19.
一心になれる人というのは、自分の人生を完成しますな。世にいう成功者の秘訣というのは、これじゃないかと思う。
– 升田幸三 -7991
20.
私は将棋は創作だと考えている。何はともあれ、一歩先に出た方が勝つ。もし一局ごとに新手を出す棋士があれば、彼は不敗の名人になれる。その差はたとえ1秒の何分の一でもいい。専門家というものは、日夜新しい手段を発見するまでに苦しまねばならぬ。
– 升田幸三 -7987
21.
歩は素晴らしいものだよ。敵の陣地に行けば金になるけど相手に取られると歩に戻る。こんな合理的ないいものはない。これをうまく使えるやつが名人だ。
– 升田幸三 -7977
22.
全局のことでも、また局部、局部のことでも、その一手の差を慎重に、そして最善をつくす人が、「勝ち」にゆくわけで、一手ぐらいなどといって、気楽にしとるやつが、結局は敗北につながる。
– 升田幸三 -7982
23.
着眼大局着手小局※ 好んで書いた言葉
– 升田幸三 -7979