西郷隆盛の名言で感じる武士道精神: 42の格言で学ぶ誠実と忠誠

西郷隆盛はどんな人物?

人物名 西郷隆盛
英語名
生年月日 1828年1月23日
没年月日 1877年9月24日
享年 49歳
国籍 日本
職業 政治家、軍人、、
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西郷隆盛は、日本の幕末から明治初期にかけて活躍した政治家であり、軍人。

彼は1828年に薩摩国(現在の鹿児島県)で生まれ、幼少期から武士としての教育を受けました。
しかし、若い頃に右腕を負傷し、刀を握ることができなくなったため、学問に専念することを決意しました。

西郷は、薩摩藩主・島津斉彬の目に留まり、彼のもとで働くことになります。

斉彬は開明的な考えを持つ大名であり、西郷は彼から多くを学びました。
斉彬の死後、西郷は彼の遺志を継ぎ、幕末の動乱期において、薩摩藩を中心に幕府と新政府の間で巧みな政治活動を展開しました。

彼は、薩長同盟を結成し、幕府との戦いである戊辰戦争を主導。
江戸城の無血開城も実現させました。明治維新後、西郷は新政府で要職に就きましたが、政府の方針に反発し、鹿児島に戻り、教育活動に専念しました。

しかし、新政府の政策に対する不満が高まり、1877年に西南戦争が勃発。西郷はこの反乱の指導者となりましたが、最終的には敗北し、鹿児島の城山で自刃しました。

西郷隆盛は、その死後、名誉回復され、日本の近代化に大きな影響を及ぼした人物として評価されています。

彼は、時には政府に反抗するものの、国のために尽くし、自らの信念を貫いた人物として、多くの人々に敬愛されています。

彼の生涯は、日本が幕藩体制から近代国家へと移行する過程での、矛盾と葛藤、そして変革の象徴とも言えるでしょう。

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西郷隆盛の名言一覧

1.

人が踏み行うべき道は、この天地のおのずからなる道理であり、人はこれにのっとって実践すべきものであるから、何よりもまず、天を敬うことを目的とすべきである。天は他人も自分も区別なく愛されるものであるから、自分を愛する心をもって他人をも愛することが肝要である。

– 西郷隆盛 -8303

2.

正論では革命をおこせない。革命をおこすものは僻論である。※僻論(へきろん)とは、偏っていて道理に合わない論のこと

– 西郷隆盛 -8289

3.

政治で特に大切なことは、教育文化を盛んにし、軍備を充実させ、農業を奨励するという三つである。

– 西郷隆盛 -8292

4.

命もいらぬ、名もいらぬ、官位も金もいらぬというような人物は処理に困るものである。このような手に負えない人物でなければ、困難を共にして、国家の大業を成し遂げることはできない。しかし、このような人物は普通の人の眼では見抜くことができぬと言われるので、それでは孟子が「仁という広い家に住み、礼という正しい位置に立ち、義という大道を歩む。もし、志を得て用いられたら民と共にその道を行い、志を得ないで用いられなければ、独りでその道を実践する。そういう人は、どんな富や身分もこれを汚すことはできないし、貧しく身分が低いことによって心がくじけることもない。力をもってもこれを屈服させることはできない」と言っていますが、このような人物がいま仰せられたような人物のことでしょうかと尋ねると、その通りだ、真に道を行う人でなければ、そのような姿にはならないものだと答えられた。

– 西郷隆盛 -8280

5.

命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり。

– 西郷隆盛 -8281

6.

今の人は、才能や知識があれば、事業というのは思いのままにできると思っているが、才能にまかせて行うことは、危なっかしくて見ておられない。しっかりした内容があってこそ物事は立派に行われるものだ。

– 西郷隆盛 -8310

7.

急速は事を破り、寧耐は事を成す。※寧耐(ねいたい)とは、心静かに落ちつきはらって、迫りくる困難や苦痛に耐えること

– 西郷隆盛 -8317

8.

己を利するは私、民を利するは公、

– 西郷隆盛 -8315

9.

どんなに制度や方法を論議しても、その適任者がいなければうまく行われない。その人あって初めてその方法が行われるのだから、人こそが第一の宝であって、自らがそういう立派な人物になろうとする心がけが大事なのだ。

– 西郷隆盛 -8321

10.

人間の知恵を開発するということは、愛国の心、忠孝の心を開くことなのだ。国に尽くし、家のために勤めるという道が明らかであれば、すべての事業は前進するであろう。耳で聞いたり、目で見たりする分野を開発しようとして、電信を架け、鉄道を敷き、蒸気機関車を造る。こうして人の注目を集めても、どういうわけで電信、鉄道が必要なのかを考えもしないで、みだりに外国の盛大なことをうらやむ。利害得失を議論することなく、家屋の作り方からオモチャに至るまで一々外国の真似をし、贅沢の風潮を助長する。財産を浪費するならば、国力は衰え、人の心は浅はかで軽々しくなり、結局日本は破綻するよりほかないであろう。

– 西郷隆盛 -8295

11.

人を言いくるめて、陰でこそこそ事を企てる者は、たとえそれがうまくいったとしても、物事を見抜く力のある者から見れば、醜いことこの上もない。人に提言するときは、公平かつ誠実でなければならない。公平でなければ、すぐれた人の心をつかむことはできないものだ。

– 西郷隆盛 -8298

12.

人が踏み行うべき道を実践する者には、困難な苦しいことはつきものであるから、どんな難しい場面に立っても、そのことがうまくいくかどうか、その身が生きるか死ぬかといったことなどどうでもいいことなのだ。物事をなすには上手下手があり、物によってはよくできる人、あまりできない人もある。そのことに動揺する人もあろうが、天の道を実践するという点では上手下手もなく、できないという人もないものなのだ。だから、ひたすら道を行い、道を楽しみ、もし困難に遭い、それを乗り切ろうと思うならば、ますますその道を実践し楽しむという心を持つがいい。

– 西郷隆盛 -8301

13.

自分の身を慎み、心を正して、君子の体を備えていても、事にあたって、正しく対処できない人は、木の人形と同じだ。

– 西郷隆盛 -8306

14.

過ちを改めるには、自分が間違いを犯したと自覚すれば、それでよい。そのことをさっぱり思いすてて、ただちに一歩を踏み出すことが大事である。過ちを犯したことを悔やんで、あれこれと取りつくろおうと心配するのは、たとえば茶碗を割って、そのかけらを集めて合わせてみるようなもので、何の役にも立たぬことである。

– 西郷隆盛 -8319

15.

誠の心がないのに世間の人から誉められるのは偶然の幸運に過ぎない。誠の心が厚ければ、たとえその当時に知る人がなくても、後の世に必ず理解してくれる人があらわれるものだ。