16.
平氏を亡ぼす者は平氏なり。鎌倉を亡ぼす者は鎌倉なり。
– 徳川家康 -8728
17.
及ばざるは過ぎたるより勝れり。
– 徳川家康 -8756
18.
敵だというのも自制心を忘れた怒りである。
– 徳川家康 -8735
19.
重荷が人をつくるのじゃぞ。身軽足軽では人は出来ぬ。
– 徳川家康 -8750
20.
人を知らんと欲せば、我が心の正直を基として、人の心底を能く察すべし。言と形とに迷ふべからず。
– 徳川家康 -8744
21.
最も多くの人間を喜ばせたものが、最も大きく栄える。
– 徳川家康 -8752
22.
われ志を得ざるとき忍耐この二字を守れり。われ志を得んとするとき大胆不敵この四字を守れり。われ志を得てのち油断大敵この四字を守れり。
– 徳川家康 -8764
23.
およそ人の上に立って下のいさめを聞かざる者の、国を失い、家を破らざるは、古今とも、これなし。
– 徳川家康 -8765
24.
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。
– 徳川家康 -8758
25.
滅びる原因は、自らの内にある。
– 徳川家康 -8727
26.
怒ったときには、百雷の落ちるように怒れ。
– 徳川家康 -8733
27.
世におそろしいのは、勇者ではなく、臆病者だ。
– 徳川家康 -8741
28.
勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば害其の身に至る。
– 徳川家康 -8748
29.
あぶない所へ来ると、馬から降りて歩く。これが秘伝である。
– 徳川家康 -8768
30.
一手の大将たる者が、味方の諸人の「ぼんのくぼ(首の後ろのくぼみ)」を見て、敵などに勝てるものではない。
– 徳川家康 -8762